The BODYGUARD 199X STORIES

The BODYGUARD 199X のあらすじです。
絶版で読めない!HPの漫画を読んでも分からない!!という方、ちょっとですが内容をご紹介しちゃいます~
絵?心の目を開眼しましょう~



 The BODYGUARD 199X 第1巻


第1話 STABAT MATER
   

英国の名門、アドルファス家。表向きは貿易商を営む裕福な資産家だが、一方では麻薬や武器の密輸ルートを提供するという裏の顔を持っていた。
そのアドルファスの長子ギルバート。ある日何者かにギルバートのボディーガードが殺された。
代わりにやってきたのはその一族のウォルター・ラッセル。彼は過去に両親をアドルファスに見殺しにされ、その復讐の機会を狙っていた。
「あんたは強いの?俺は一番強い人が欲しい、俺は誰にも負けない人がいい」 その言葉にウォルターはギルバートを殺そうとするも、出来なかった。
時を同じくして、アドルファス家と対立していたエルガー家がウォルター共々ギルバートを拉致した。
一人エルガー家から逃れたウォルターはギルバートの従兄アレックスと共に、ギルバートの救出に向かうが、ウォルターの心は迷っている。
しかしギルバートの、裏の顔を持つアドルファスの子供ゆえの苦しみ、悲しみを知りウォルターはギルバートを助け出す。
ギルバートを必ず守ると約束をして。



第2話 Here My Prayer
   

アドルファス家のあるロンドンに、今世紀の切り裂きジャックと言われるシリアル・キラーが現れた。狙われているのは聖歌を歌う、緑瞳の少年。
ギルバート自身もそれに該当するが、被害にあったのはギルバートの友人デヴィットだった。
瀕死の重症を負ったデヴィットを守って欲しいとギルバートはウォルターに頼むが、ウォルターはその頼みを拒否する。「私の敵ではありません」
「何もしてあげられない、せめて神様に祈ってあげよう」と、ギルバートは病院で歌う。そこへ牧師であるガードラーがギルバートの歌声を聴きとめる。
「私の娘に歌を教えてくれたのは君なのか?」
ガードラー牧師の娘は、数年前に同じ病院に入院をしていた。回復は叶わなかったが、入院中に歌を教えてくれた緑瞳の少年にもう一度歌を教えて欲しいと願っていたという。だがギルバートには覚えがなかった。
その様子を見ていたウォルターは、気にかかることがあった。ガードラーをどこかで見たことがある。
ウォルターが少年の頃、アドルファスから一人の暗殺者が姿を消した。ガードラーは偽名、アドルファスの暗殺者グレイスその人だった。
それを知ったギルバートはウォルターの制止も聞かずに、娘のを亡くし絶望し、せめて娘のために歌って欲しいと心から願うグレイスとともに娘の墓へ向かう。
ギルバートの優しさに触れたグレイス、そしてウォルター。グレイスはウォルターの銃弾に倒れた。



第3話 Silent Night
   

クリスマスが間近の日、学校の聖歌隊員であるギルバートは学校から、クリスマスの日はミサがあるので残るようにと言われる。
その頃アドルファスは香港の汪家と麻薬ルートの撤回についてもめていた。そのためクリスマスは別宅に行くようにと、父ダグラスから言われていたギルバートは、ウォルターを楯にとってロンドンに残ることを許可させた。
その夜、ダグラスを狙って威嚇狙撃があった。「お前に殺しの契約をかけた」 その翌日、ダグラスは突然倒れる。
原因は、汪の麻薬「№9」によるものだった。アドルファス内部に裏切り者がいたのである。
動けないアドルファスの当主の頭には機密が詰まっている。アドルファスを守るため、一族は当主を殺そうとする。ギルバートが止めに入るが適わない。
ウォルターとアレックスに助けられ、その場を何とか収めることが出来た。
自分は何も出来ない、いつも守られているばかりだとギルバートは痛感する。そしてギルバートは決意した。
「これが運命ならもう逃げない。力を貸して、ウォルター」
汪の当主をウォルターに狙撃させるギルバート。だがそれは同名の後見人だった。汪家との戦いが始まった瞬間であった。




 The BODYGUARD 199X 第2巻


第4話 Panis Angelics
   

アドルファス一族の当主達にだけ伝えられる最高機密を収めたマイクロチップがウィンダム家の当主フランシスのもとから奪われた。
フランシスはギルバートと同世代で仲のいい親族でもあった。
その機密の情報は汪家にも伝わり、汪の当主・鴻霖は一族の暗殺者でもある劉炎にその機密を奪うように命じる。
ギルバートとフランシスは外出中に狙われ汪家にさらわれた。
救出に向かうウォルターの前に劉炎が現れる。「香港へ来い、殺してやる」 劉はウォルターに言い放った。
ウォルターはアレックスと共にギルバートとフランシスを救出し、マイクロチップを破壊することに成功する。
ウォルターの一つの不安を除いて。



第5話 Agnus Dei
   

ギルバートの学校に聖歌のデモテープを届けにきた職員が何者かに捕らえられた。知らずに、学校でのミサを控え、ギルバートは歌の練習に励む。
そんなギルバートを見守るウォルターの体に異変が起きていた。
首筋に残る注射痕、体の痺れ、嘔吐。ウォルターは劉炎に何かをされたのだと気付く。
香港では、劉炎が勝手にウォルターに手をかけた事に鴻霖は不満をぶつける。劉炎はギルバートとウォルターのもとへ刺客を送ったのだ。汪家の心理学者、紫陽である。
劉炎は鴻霖の心の奥底を見抜いていた。ウォルターに「№11」と言う麻薬を射ったと告げる劉炎。「「殺してさしあげますよ、ウォルターも、ギルバートも…!」
自分が学校にいると、みんなを巻き込んでしまう。歌も歌わないと言うギルバート。そんなギルバートにウォルターは告げる。
「あなたも、あなたの歌も私が守ります」
ミサが行われ、同時に汪紫陽が現れる。ある歌声がウォルターの耳に入った瞬間、ウォルターの体が反応を示す。
ギルバートを殺せ。
自分に暗示がかけられている、それは劉炎が自分に仕掛けた罠「№11」だと瞬時に気付くウォルター。
ギルバートを逃がし、動かない体でなおギルバートを守ろうとするウォルター。だが適わず、一発の銃弾がギルバートを襲う。
銃声で歌声は止み、ウォルターは銃を握り汪の者達を一掃し、紫陽は香港へ逃げ帰った。
ギルバートの無事を知り、お互いの存在がどれほど大切なのか改めて気付かされた二人。
だがウォルターはギルバートと離れる決意をし、暗殺者として香港へ向かった。



第6話/第7話 The Holy Boy
   

ウォルターがギルバートの下を去って一ヶ月の月日が流れた。
アドルファスでは、ギルバートの父ダグラスの命が短いことを告げられた。救うには汪の麻薬「№9」の中和剤がどうしても必要だった。
ギルバートは単身、香港に行くと言い出した。
アレックスの護衛スティーヴとフランシスの兄デニスが付き添い、ギルバートは香港を目指した。
だが汪鴻霖との話し合いは決裂、銃撃戦が始まった。しかし一発の銃弾がスティーヴを撃ち抜き、銃撃戦が止まる。
それはウォルターが放った弾だった。
汪に降伏したとギルバートに告げるウォルター。「もうあなたを守れない」 そう言い残し、ウォルターはギルバートの前から去っていった。(第6話)

「それでもウォルターを信じてる」 ギルバートは鴻霖に言い切った。怒りを露にする鴻霖。
その時、劉炎が突然銃を持ち鴻霖に背く。ギルバートを鴻霖の前から連れ去った。
そしてウォルターは汪の目を盗み、捕らえられていたスティーヴとデニスを解放する。
ウォルターはギルバートが香港に来ることを予想し、「№9」の中和剤を奪い、且つ劉炎を暗殺することを目論んでいた。
だが薬の影響で体が自由にならず、汪に捕らえられた。ギルバートの命を楯に取られ従わざるを得なかった。
二人にギルバートを託し、自分は残ると告げるウォルター。
だが、劉炎にギルバートが連れ去られたと知ったときギルバートの声が届いた。「助けて、ウォルター!」
汪の追っ手をかいくぐり、ギルバートの元へたどり着くウォルター。だが鴻霖に撃たれ、ギルバートはヘリで連れ去られようとしている。
「渡すものか!」 ウォルターの銃弾はヘリを誘爆させ、飛び降りたギルバートを受け止める。
鴻霖の前でヘリは爆発、劉炎はそのまま巻き込まれていった。
英国に戻ったギルバートたちは、父ダグラスに中和剤を投与、スティーヴの怪我も回復に向かい、鴻霖はアドルファスで生活をすることになった。
全てがいい方向に向かっていく、ウォルターを除いて。
「№11」の中和剤はなく、ギルバートの護衛ができなくなったウォルターはアドルファスを出ることを許された。
「さようなら」 そして二人に別れが訪れる。(第7話)



番外編 ラスト・ウィンター(初出:月刊ASUKA/角川書店)
アドルファスと汪の争いから一年後。
桜宮悠太という少年の兄が失踪する。そして彼の前に現れた少年・ギルバート。その目的は…?

公開終了しました。ご愛読ありがとうございました!


TOPに戻る



Copyright © 2008-2014 Sou Gamou. All Rights Reserved.
No reproduction or republication without permission.